ティフトン419の主な特性は、高い生育力、耐踏圧性、擦り切れ抵抗性、回復力です。地上や地中に茎(ほふく茎)を伸ばして増殖し、綿密で丈夫なターフ(芝生)を形成するため、多くの競技場やサッカー場に利用されています。繁殖力が強く少量の芝で、短期間にターフ形成ができ緑色保持期間が長く葉色が濃いことが特長です。特に、砂地にもよく育ち成長力が旺盛で条件のよい所では1m以上もランナー(ほふく茎)が伸びます。最近では、鳥取方式と呼ばれるポット苗での栽培も話題です。ただ、 生育温度が高く、生長が早い為、刈り込みの回数が他の品種に比べ多くなります。
(最盛期で、週1~2回の刈り込み)

ティフトン419

ティフトン419(芝生)が傷む主な原因

芝生は使用による損傷(擦り切れ等)と成長による回復のバランスが保たれていれば、深刻な状態になることはありません。ティフトン419は一定期間使用を中止し養生すれば短期間で回復するのですが、現実的ではありませ。そこで維持管理の基本は、傷みにくく回復しやすい芝生の状態を保つことになります。

  • 踏圧によって土壌が固まり、生育が悪くなる
    芝生を踏むことで土壌が固くなり、通気性や透水性が低くなり、生育に必要な水分や養分を根が十分に吸収できなくなる
  • 水が少なすぎて生育が悪くなる。ひどい場合は枯れる。
  • 水が多すぎて生育が悪くなる。場合によっては病気が発生する。
    本来水はけの良い土地に生育する芝にとって、多すぎる水が弊害になる例です。

    • 土壌中の水分が多くなることで、空気が押し出され、通気性が減少し、根の生育が低下すること。
    • 常に湿度が高い状態にあることによってカビが発生し、芝生が病気になること。
    • 土壌中の水分が多い状態では、根を深く伸ばす必要がなく、水分吸収力が低い芝生となり、水分不足の際に影響をを受けやすくなることです。
  • 養分が少なすぎて生育が悪くなる。場合によっては病気になる。
  • 過剰な低刈りよって生育が悪くなる。

上記の点に留意して維持管理を行うことで、丈夫で生育力の高い芝生の状態を保つことができます。