チバラフワンはシバ(Zoysia japonica)の新品種「チバラフワン」育種は国内エコタイプを資源に室内検定及び圃場検定により開発されたラージパッチ耐病性(病原菌:Rhyzoctonia solonai)に優れる品種です。繁殖性及び初冬季緑色保性などの特性にも優れることから、本品種の利用によりシバの生産と利用場面で環境保全型の無農薬管理が可能。

チバラフワン

【主要特性】

  • ラージパッチ耐病性が強耐病性品種「メイヤー」に準ずる 。
  • 植物体は「メイヤー」に比べ葉長及び葉幅がやや大きい。 匍匐茎の太さが やや大きいため密度はやや粗。
  • 春萌芽は「メイヤー」と同程度。
  • 再生(生育期の匍匐茎の伸張速度)が「メイヤー」より良好なため、短期間でターフを形成する。
  • 秋の葉身の伸長が良好で、「メイヤー」より秋の草勢が優れる。
  • 秋季の緑色低下が緩慢で、 初冬季緑色保持性が「メイヤー」より優れ、越 冬性は「メイヤー」と同等か優れる 。

チバラフワンは、幅広な葉で、他もほぼ野芝と同様の特徴をもち、学校の校庭や公園緑化、ゴルフ場のラフなどに適しており、庭の芝生化にも向いているといえます。芝生の最大の病気であるラージパッチ(葉腐病)に対する耐病性が非常に高く、通常、芝生を育成管理する上で必要となる農薬の利用を減らすことが出来ます。

排水不良の改善をご提案|副側溝工法

芝生の排水不良対策として自然地下排水若しくは透水管による排水方法がとられていましたが、弊社開発の芝生を蘇らせる『副側溝工法は排水構造体を脱着させメンテナンスをすることができます。永続的に芝生の根腐れ(排水不良)から守ります。

芝生の根腐れ

*2013年7月 副側溝工法施工中の写真です。縁石下部がフラッシングコア(濾過構造体)です。

根腐れ改善

*施工後約1ケ月経った写真です。補修した芝生も根付き良い状態になっています。フラッシングコアは芝生に覆われ、目につかない状態になりました。