芝生の排水不良対策として従来は自然地下排水若しくは透水管による排水方法がとられていましたが、株式会社フィールディックスの「副側溝工法」は透水管を地中に埋設するのではなく側溝付近の地表面下に設置します。その為目詰り時は、脱着が容易で、取り出して水洗いするだけで再度使用できます。透水管のように掘り起こしてあたらしい透水管を埋め戻すことはありません。このことにより永続的な良質の芝生を維持することが可能です。

透水管を使わない

透水管は田んぼや畑などでの水はけを改善するために、農家の方々が昔から使ってきた技術です。但し、芝生を植えてからの「透水管」の埋設施工は、一度、芝生を剥がす必要がありますので、あまりオススメ出来ません。

問題点 透水管の目詰まり

問題点は、埋設した透水管の目詰まりが発生することです。目詰まりした透水管は掘り出して交換することが必要です。この労力とコストを削減するのが弊社がご提案する「副側溝工法」です。

副側溝工法

透水管による暗渠排水(あんきょはいすい)とは

水田を必要なときに乾田化するための方策の一つ。
基本的には、コンクリート製の深い排水路とここに水田の水をしみ出させる地中管の設置である。地中管としては、プラスチック系コルゲート管や素焼きの土管を水田の土中に埋設する。必要なときにその一端を排水路に解放して水田中の水を抜き、収穫や耕耘時に農業機械の使用を容易にする。また、「中干し」などにより収量の増加もできる。この設備により多くの湿田に農業機械の導入ができるようになった。前記の資材の補完用に脱穀後の籾殻を埋設することが多い。目詰まりによる再設置の容易さから 近年古くから用いられた古くは笹や杉の枝を束ねて埋設する事が見直されている。管を埋設する農業機械をトレンチャーといい、チェンソーを大型化したような仕組みで水田を1M程の深さの溝を切りるが、その寿命は十数年といわれる。再設備時に伝統的な資材はそのまま、トレンチャーで掘り進めるが、現代的なコルゲート管や土管は撤去に無駄な経費を必要とする。

排水不良の改善をご提案|副側溝工法

芝生の排水不良対策として自然地下排水若しくは透水管による排水方法がとられていましたが、弊社開発の芝生を蘇らせる『副側溝工法は排水構造体を脱着させメンテナンスをすることができます。永続的に芝生の根腐れ(排水不良)から守ります。

芝生の根腐れ

*2013年7月 副側溝工法施工中の写真です。縁石下部がフラッシングコア(濾過構造体)です。

根腐れ改善

*施工後約1ケ月経った写真です。補修した芝生も根付き良い状態になっています。フラッシングコアは芝生に覆われ、目につかない状態になりました。